ナンジャモンジャって面白い名前ですよね!
この記事では、ナンジャモンジャの木とはどんな植物なのか、お話させていただきます。
結論から言うと、ナンジャモンジャは正式名称ではありません!
ナンジャモンジャは、モクセイ科ヒトツバタゴ属の落葉広葉樹であるヒトツバタコの別名です。
ナンジャモンジャってニックネームだったんだね!
なぜヒトツバタゴがナンジャモンジャになったのか歴史をさかのぼって調べてみると、さまざまな説がありました。
見慣れない立派な植物を見た昔の人が「何の木だ?」と繰り返すうちに、それを聞いた人が「ナンジャモンジャ?」と言っていると思った説。
この木を神事に使っていたため、名前を直接呼ぶことがはばかられてナンジャモンジャと名付けた説。
かの水戸黄門さまが、神崎の森を訪ねた際に、里人からナンジャモンジャの木と教えてもらったことが由来する説。
などなど、ナンジャモンジャの名前の由来については諸説あり、一つの確定的な理由があるわけではありません。
言葉の起源や由来は時とともに変化することもありますので、あくまで一つの説として捉えてくださいね(˶ᵔ ᵕ ᵔ˶)
ちなみに、広辞苑によると「その土地には見られない種類の大木を指していう称。」と記されていました。
ナンジャモンジャの木(ヒトツバタゴ)は、全国的にめずらしく、日本の天然記念物に指定されている自生地もあるということです。
保護上の位置づけは、絶滅危惧II類 (VU)です!
この絶滅危惧II類 (VU) について詳しく知りたい方は、環境省のレッドリストのカテゴリーをご参照ください。
ナンジャモンジャの木に咲く白い花が美しい
ナンジャモンジャの木は、小さくて白い花が4月~5月頃に咲きます(˶ᵔ ᵕ ᵔ˶)
白い花がプロペラのようにクルクル回りながら、桜のようにハラハラとゆっくり降ってきてとても美しいので、機会があったらぜひご覧になってください!
雪のように儚く綺麗なお花ですよ。